旦那が救急搬送されて不安しかない妻のブログ

夫が無事回復したら見せるための備忘録です 改、日々の心情を綴ります

2020年12月4日

今日も病院からの電話はなかった。

状況が全くわからなくなって3日。ICUの入り口には「電話でのお問い合わせにはお答えできません」と書かれていた。
こちらからは電話できなくて、病院からも電話が来ないということは悪化していないと安心していいのかと思うが、悪いまま変わりなしとも取れる。
行って1分で終わる「お変わりありません」という言葉を聞けば安心というわけでもないし・・・




大きな体で大きな足で帰宅時には玄関に到着するまでにドカドカと足音が聞こえてくるような人だった。
それが聞こえないなぁと思いながら今朝布団の中でふと靴がないことに気が付いた。初期救急の病院で手荷物一式受け取ったがその中に靴はなかった。救急搬送時、車から夫を引きずり出したときに脱げたのか?会社の駐車場に脱ぎ捨てたままなのか?会社からも靴の話は何も聞いていない。

靴を探そう。

初期救急の病院と会社に問い合わせたが「ない」という返事しか得ていない。
そして情けないことに夫がどの靴はいてったのかわからない・・・
今家にない靴を履いていってるわけだが、自分で買ってきて自分で手入れしてる多くの靴を私は把握していなかった。みんな把握してるの?
「特徴は?」って聞かれてわかりませんって答える情けなさよ。

面会できず詳細な容態もわからない日々の中で科学的ではないことが頭をめぐる。靴がないから帰ってこれないんじゃないか?
面会できず触れたり声を掛けられないから帰ってこれないんじゃないか?
入院している病院でもコロナ病床は満床らしく一般救急・病棟にも影響が出てきそうだとテレビのニュースで聞いた。
コロナの影響で面会を絶たれることは理解できるが、反面回復へのデメリットはどうなんだろうと思わずにいられない。