旦那が救急搬送されて不安しかない妻のブログ

夫が無事回復したら見せるための備忘録です 改、日々の心情を綴ります

2020年12月18日

寒い冬の夜にくっついて眠る。いいですね~!
まだ子供のいない夫婦二人だった時のことを思い出しました。昔はダブルベッドで寝ていて、ベッドに入った直後は布団も冷たくて上半身はハグして互いの背中をさすりながら足は互いの足裏でこすりあいながら眠りについたものです。
子供が生まれてからは夫婦の寝室が和室になり、ベッドではなくそれぞれシングルの布団を敷いているのでくっついて眠ることが激減しました。近年はそのシングルの布団の間をすこ~しづつ広げていってました(笑)

結婚して良かったこと、寒い冬の夜にくっついて眠れること - 斗比主閲子の姑日記


24年も一緒にいるとケンカ(多め)もするけど、存在が空気(いい意味でね)になっていましたので、今ちょっと酸欠状態でその存在の必要性をひしひしと感じています。居て当たり前の人には居てもらわないと!
斗比主さんのブログは時々拝見するけどこのエントリーはほっこり具合が良かったので、隣に誰かいる幸せを改めて感じました。




上記ブログには結婚して良かったこと、死んだ時のことを話せること - 斗比主閲子の姑日記というエントリーもあります。

死生観については私たち夫婦も話し合ってきたんです。
夫の予定では「100歳まで生きて10歳年下の妻に見送られる」でした。それに対し「いやいや苦労させられた分私が先に逝っちゃうよ」なんて返していたものです。笑い話です。
そんなこと何があるかわからない現実ではただの戯言なんですけど、共通しての認識は「管につながれた状態で生き永らえたくはないね。互いに介護で苦労させたくない。」というものでした。今の夫の状態からこういう話をしてたなと思い出さざるをえません。
お互い残された立場になれば家族とともに生きていかねばならないのですから、自分が足かせにはなりたくないという思いを持っていました。介護状態になっても自分一人でがんばろうとしないこと、自分の手を離れることが多くとも使えるものは使おうなんてことも話したなぁ。

医師からはどちらに転ぶかまだわからないと言われています。それは生か死かだと思います。生か生のことではないと思います。
「希望だけを持たず死に備えるなんて冷たいね」私の中のもう一人の私がそう言います。でも残されて生きるということはそういう覚悟もするということなのかなと考える日々です。