旦那が救急搬送されて不安しかない妻のブログ

夫が無事回復したら見せるための備忘録です 改、日々の心情を綴ります

2020年12月28日


今日改めて主治医と話して、急性期を過ぎて慢性期に入ってると考えてよいという話を聞いた。
可能性はなくはないし、実際何か月か経ってから意識が戻った人の話も調べていくうちに知ったけど、大抵は1か月のうちにグッと改善してその後は水平を辿ることが多く3か月・6か月・1年と経過したのちに急激な改善は見込めない場合が多い。らしい。

今日会った夫の顔は元気だったころの顔ではなかった。
顔色も黒っぽく目がギョロっと開いていて、細目の夫の普段の目とは確実に違った。それでも私の声に反応してくれるんじゃないかって期待をしていたけど、こっちを向いてくれることはなかった。
ずっと会いたくて会いたくて、やっと会えたのに会ったらもっと淋しくなった。
もうしゃべれないってことを実感して、今までいっぱいしゃべったのに、ケンカして口ききたくない!って思ってもしゃべったのに、しゃべりたいのにしゃべれなくて・・・

自分の意思で何も表現できない夫を見て苦しくなった。
もしかしたら頭の中で叫んでるのかもしれない。声も聞こえてるけど聞こえてるという反応ができないだけかもしれない。それは誰にもわからない。
あれだけ行動的で自分の意思に従って生きてきた人がただ目を開いてかろうじて自発呼吸をして「生きている」のがたまらない。

そんなこと言うもんじゃない!って心の片隅にはあるけど、
あの時自分で通報できなかったら、あのまま息絶えていたら・・・その方が夫は幸せに人生を終えられたんじゃないかと思ってしまう。

声聞きたいなぁ・・・