旦那が救急搬送されて不安しかない妻のブログ

夫が無事回復したら見せるための備忘録です 改、日々の心情を綴ります

2021年1月8日

夫の代わりに諸々の手続きを行っているんだが、ところどころで「は?」って思わせる出来事に出会う。
回りくどい。
「私共からこうしてくださいとは言えませんがゴニョゴニョゴニョ・・・」

委任状が必要な手続きのことだ。


どこの機関、どこの会社とは言わないが、契約者名等が夫の場合妻が変わって手続きをする際に夫が用意した委任状を持って来いと言われる。
そこで私は赤の他人にいちいち夫の現状を説明することにまずゲンナリするんだけど、言わないと仕方がない。

「現在夫は入院中で意識不明です。もちろん四肢も動かないし言葉も発せられないので委任状は書けません。そんな場合どうしたらいいですか?」

それでも相手もそう簡単に仕方ないですねと引いてくれないわけです。
「申し訳ないが本人が自署した委任状がないとお受けできないので・・・」
では過去にもこんな例はあっただろう?そんな時はどのような手段をとるのか聞かせてほしい。
私もそれをすることで受けられる益もあれば、しないことで損になることもあるので必死だ。押し問答が続く。

その結果・・・
「私共からこうしてくださいとは言えませんが、実際誰が書いたかは調べようがありませんので・・・」と音声ボリュームを最小にしてささやかれるわけです。
は~ん・・・そういうことですか。
そうして私は病状が詳細に記された病院からの診断書と委任状を手に手続きを進めることになるのです。
おかしいでしょ!?

診断書見たら夫が書ける状態ではないのは一目瞭然。でも委任状も用意されていて体裁が整っていれば受理される。
おかしいよね!?
それなら「本人が自署できないなら親族である証明を添付したうえで受理できる」とされる方がよほどスッキリする。

病状によらず家族は心身共に疲弊している。
なのに、さらに罪悪感を持たせるような行為でしか受け付けられないなんて絶対おかしい。
そこを緩めると悪用されることもあるから?その悪用の方法は何にも思いつかないけど。

誰が書いたかわからない委任状より、親族である証明で受け付けた方が悪用回避目的なら強いとおもうんだけど?
そういうモンモンも日々積もっている。




夫の心配だけしていればいい身分ならどれほど楽だろう。
夫のために必要な手続きに奔走し、転院先も見つからず、本当に心身共に疲弊している。
蕁麻疹が止まらない。
有り余るほどのお金があれば転院先にもこだわることなくスムーズだろうにと思う。
お金と夫の命を天秤にかけているみたいですごく嫌だ。
でも手元のお金をすべて夫にかけられないのも現実。
私や子供はこれからも生活していかなければならないのだから。