旦那が救急搬送されて不安しかない妻のブログ

夫が無事回復したら見せるための備忘録です 改、日々の心情を綴ります

2021年1月28日

転院まであと5日。
定期的におむつを持参しているのですが、日数も残りわずかだけどもうそろそろおむつ足りないかもしれないと今日持って行ってきました。
当然面会は不可です。

1月12日にCCUから一般病棟に移り、電話では担当NSさんとお話させていただいてましたが会えたのは今日が初めてでした。
2021年1月11日 - 旦那が救急搬送されて不安しかない妻のブログ

まずは夫の様子を伺いましたが変わりなく・・・良くも悪くもです。
相変わらず声掛けにも反応がないようですが刺激になればと、当初お話してくださってたように持参したiPodでラジオや大好きな竹内まりやを聞かせてくださっているそうです。
看護師さんたち忙しいのにありがたいです。こんな風に個々に合わせてくださるのは本当に今の環境がありがたくて(´;ω;`)
転院先は電子機器等一切持ち込み禁止なので、iPodで音を聞くことがいい刺激になっていたかもしれないと思うと今後がちょっと心配です。
面会が可能ならたくさん話しかけたいところですがそれもコロナの影響で多くの病院が面会禁止となっているのでいつ解禁されることになるのかと気がかりです。

そんな担当NSさん。
「あ、夫さんの写真や動画ちょっと撮ってきましょうか?」と言ってくださって!!
いいんですか!?と鞄を探るもスマホが見つからない・・・あっ!車に忘れてきました・・・
「駐車場まで取りに行ってくるので待ってて」とは言えないのでしょげかけていたら、「転送とかはできないんですけどコレで」と手持ちの機器を持って夫の病室に戻ってくれました。
しばらく待っていると戻ってこられて夫の様子を写した動画を見せてくださって。

一緒に動画を見ながら状況を説明してくださって「私が声かけても体ゆすっても寝たままだったのに『奥さんきてくれてるよ~』って言ったらほら!」
ゆっくり目を開けたんですよ!
私は人目もはばからず泣きながら「うれしいです!うれしいです!」としか言えませんでした。
忙しい中足を止めさせているのに、何度も何度もリピート再生してくださって。
うれしくて、とてもありがたかったです。

これが医学的に言う反応なのか、ただの偶然なのかわかりません。
でも私にとっては入院以降やっと夫が私を認識してくれたとしか思えません。とてもとてもゆっくりだけど夫は回復していくって今までの希望と違って今日初めて信じられたかもしれません。
本当にうれしかったなぁ。
あの動画、スマホに残したかったなぁ・・・私、やっぱりどんくさいなぁ。