旦那が救急搬送されて不安しかない妻のブログ

夫が無事回復したら見せるための備忘録です 改、日々の心情を綴ります

2021年2月16日

本当によく寝るのです、私が。
年を取ると眠りが浅くなるとか睡眠時間が短くなるとか聞きますが、そんなこと全くなくて。たぶん予定がなくて子供たちに気を配る必要もなくて誰も声かけなかったら昼過ぎまでノンストップで寝ていられる質です。
頭腐りそう。

子供のころからよく寝る子でした。朝も弱くてなかなかスルッと起きられなかったのですが「きっと大人になったら起きられるはず」と思い続けてもう48歳です。あれ?
高校生の頃です。夜の12時くらいに布団に入って目が覚めたら周りが薄暗くて時計は5時を指しています。「あ~私にしたらめっちゃ早起き!すごくスッキリ起きたし一日バリバリ過ごせそう」と思ったのですが何となく自室の扉の外から漂う空気が違う。恐る恐る居間に行ってみると・・・夕方の5時でした!母が私を一瞥したものの無言だったので「ヤバい!ヤバい!」と猛省したものです。それでも夜には再び布団に入り目覚めの悪い朝を迎えたのでした。さすがに寝すぎ(笑)

私は一人暮らしの経験がありません。なので夫との結婚はとてもうれしく幸せでしたがそれより少し小さいくらいの不安も抱えて二人の生活が始まりました。お分かりですね?「朝、自分で起きられなかったらどうしよう。」です。まぁそんな不安を抱いてたとしても「自分でやらなきゃいけないとなるとやれるもんだよ」と自分を奮い立たせたのですが、時々寝坊で仕事にも遅刻していました。最低(笑)

幸い!?夫は目覚めのいい人だったので、夫を起こし損ねて夫が仕事に遅刻するということはありませんでした、多分。そんな夫は時折(厳密にはしょっちゅう)私を起こしてくれてたんだと思います。寝ている私をそのままに出勤するような人ではありません。なのになぜ私が遅刻をしたかというとそういうことです。せっかく起こしてくれてるのに起ききれず夫は出勤、私は再びノンレム睡眠へ沈んでいったのでしょう。





そうなんです。私が怖い夢で目を覚まし体を起こしても気配に気づいてくれる夫でした。足が攣って「イダイ!イダイ!」と喚けば起きて足の親指をぎゅーっと伸ばしてくれる夫でした。ごめんね、夫の足が攣ったと言った時、起きられずもぞもぞと芋虫のように移動して寝たまま指を力なく伸ばすフリをする妻で。


そんな私ですが、夫が入院してから結構な頻度で早朝や深夜に目が覚めます。スイッチをオンオフしたかのようにパチッと目が覚めます。普段の私にはなかなかないことなので「今!夫が私に念を飛ばしてキャッチしたんじゃないか」とか「もしや夫の体に急変があって病院から電話があるんじゃないか」としばらく待機するのですがそんな以心伝心的なこともなく。それでも布団の中で夫に思いを馳せたりしています。