旦那が救急搬送されて不安しかない妻のブログ

夫が無事回復したら見せるための備忘録です 改、日々の心情を綴ります

2020年12月13日

昨日の病院からの電話で私はちょっと動揺していました。
月曜の面談である同意書にサインする必要がありそうだから。
それがこの記事を見て少し救われた気持ちの私がいます。

「二度と声出ないと思った…」大やけどの青葉容疑者は泣き続けた 京アニ放火事件、主治医語る(京都新聞) - Yahoo!ニュース


月曜に説明を受けてサインする同意書は「気管切開して人工呼吸器を付け替える」というもの。

私は気管切開すると一生しゃべれないと思っていました。夫と二度と言葉を交わせなくなると思いました。
それが「発声用のチューブを挿管され、声が出せるようになった」と書かれていて希望は絶たれたわけじゃないと少し安堵することができました。
今の口から挿管しての人工呼吸器は長期に渡ると感染症をはじめ色んな病を併発する可能性が高いそうで、気管切開に切り替えることが多いようです。
救命装置による副作用ということになるんですかね。危機的状況を避けるためとはいえ、一生言葉を発せられないと思うとたまらなくなったのですが、上記の記事によって少し救われました。

もちろん疑問・不安には根掘り葉掘り尋ねるつもりではいますが、医師にとっては発声できなくなるより救命が優先されるんだと思います。でも家族としては夫が色んな制約の中で生きていくことを考えると簡単に仕方ないと割り切ることはできません。
医師の言う「4の次、5の次の問題」は家族にとっては簡単に切り捨てられる問題ではありません。
しかし「最優先の問題をまだまだ注視していかなければいけない」状態から脱したわけでもなく、「ここまでくればひとまずは」と思える状態にはたどり着いていませんし、私が何かできるわけでもないので医師の優先度による処置をお任せするしかないのです。

面談で医師に聞きたいことはあらかたまとめましたが、ちゃんと理解して聞けるか。ちょっと不安です。




夫が見られるのはまだ先になると思いますが、以前言われていたせん妄予防のための写真や日用品などを明日持っていこうと思います。
色々写真を探していると、家族や夫婦でいろんなところにいったけど4人そろって撮った写真が少なくて・・・誰かがカメラを持つので3人になってしまう。風景はとても多いのに人物を撮影したものも少ないし。「撮られるのが苦手」なので意識してきませんでしたが、家族揃った写真をもっと撮っておけばよかったと今頃になって思いました。