旦那が救急搬送されて不安しかない妻のブログ

夫が無事回復したら見せるための備忘録です 改、日々の心情を綴ります

2021年1月5日

もし子供たちや家族が側にいなければ私はどうなっているだろうと思うことがある。
度々このブログにも書いているけどケンカの多い夫婦だった。腹立たしさが積もり積もってということもあったけれど、夫がこんなことになって私自身も無くしてしまいそうになっているのを子供たちや家族になんとか支えられている状況です。

いい天気が続いたお正月。夫の趣味の草野球も3日には始まって、昔なら「正月くらい家族とゆっくりしようよ」と言ってたけど近年は元気に趣味に打ち込めるのは良いことと思い見送った。そんな夫が「ただいま~」って帰ってくるんじゃないかと思ってしばらく待ってみる今日この頃です。


そこにいるのが当たり前の日常に埋もれていた気持ちがあります。今、こんなに夫を求めていたと強く感じています。
だって毎日顔合わせて生活していて、大切な人が側にいる喜びって感じるかな?この言葉が最後になるかもって思うことあるかな?ハグしてきた夫に「ちょ、今無理!」って言うことない?
そのどれもこれもが無意識に最後になってしまって、後悔というか本気で時って戻らないのかって願ってしまう。

夫としゃべりたいんだけど今は絶対無理でもせめて視線で反応できるように回復してほしいとか、普通に面会ができる状況ならずっとそばで語り掛けてたら回復につながるんじゃないかとか、回復の兆しがあるなら夫が足りないって思うことないように支えたいんだけど、そんなことばかり考えてると「これって夫のためじゃなくて自分が楽になりたいために思ってるんじゃないか?」って自分のどす黒いところが見えて、本当に夫の望む形にしてあげたら夫も楽なのかもって考えたらそれも夫を建前にして自分が楽になるだけに思えて醜くてたまらないんです。

私はずっと夫を支えてる自負があったけど、私もずっと夫に支えられてたのを強く感じています。
「男の役割・女の役割」と言えば叱られる世の中だけど、私たち夫婦の間にそれはあったしお互い違和感を感じてなかったからいいんです。夫として男としての判断力や引率力で支えられ守られてきたけどもうそれは望めなくていきなり「こっからは自分でやれよ」って放り出されたみたいで心許なくて、夫の代わりにやらなきゃいけないこともたくさん思い浮かぶんだけどぜんぜん満足にできなくて。きっと今夫の方が不安なはずなのにしっかり支えるために私も支えてほしいなんて思う甘い自分が情けないんです。

夫の回復が私の支えになるからどうか目を覚ましてほしいし、目を覚ますためにやれることはやるから・・・ね、お互いどこまで行っても支えあってるんだよ私たちは。これからもそうしていこうよ。