旦那が救急搬送されて不安しかない妻のブログ

夫が無事回復したら見せるための備忘録です 改、日々の心情を綴ります

最適解がわからない

日々色んな選択肢の中で生きてます。
どちらを選べばいいのやら。
以前は簡単に夫に相談して正解ではなくてもよい方向への意見をもらってました。
もちろん夫の意見に従ってばかりではありません。
聞いといて反発するんかい!!!ってこともありました。
でもね、自分だけで決めるんじゃない安心感があったんです。今は何を選ぶのも不安だらけです。

「失敗したっていいんだよ」
何かを選ぶとき、決めるとき、そう考えることは多いです。違ったらスタート地点に戻ってやり直したっていいんだから。失敗を恐れるな。
でもね、「失敗しない方がいいこと」も絶対あると思うんです。
もう絶対やり直しが効かないこともあると思うんです。

例えば、一周忌を過ぎたら夫の遺骨は海洋散骨するって決めました。
でもまだ心のどこかで迷ってる。本当に海に撒いちゃっていいの?
それは夫の気持ちを想ってというより、私にとって。
二度と搔き集められない。本当に本当に私の手から離れて遠くなる。

例えば、長男の就活。
編入希望が叶わず年明けに就活に切り替えて内定をいただけたのはいいけれど。
本当にその選択で大丈夫だよ!と胸を張って言ってやれない親心。
もう学校を卒業して社会人になる。一人前になるんだから息子自身が考えればいいことで彼の選び進む道を阻むべきではありません。
だけど夫が居たら絶対夫婦で「この道を進ませていいか」ということを話したと思う。

どの選択にしても私は自分のチョイスに太鼓判を押せずにいるのは最適解がわからないから。
結果失敗だったとしても最適解に近づくための話し合いをしたのは夫だから。
もちろん私の周りには相談できる人がいないわけじゃない。
母、弟、子供たち、義兄弟、友人……
でも、すごく申し訳ないけどそれで私の不安は消えない、全く。

望む方向性をわかりあって相談できたのは夫だったから、お互い「自分が行きたいけど躊躇してる道」に向かって背中を押しあえたから。
失敗してもフォローしあえる存在だったから。
私は夫に、夫は私に相談することで何かに飛び込む励みを得られたんだと思う。

今は不安の中手探りで後ろを振り返りながら怯えて進む日々。
すごく心許なく生きている。
全幅の信頼を置く人をスコンとなくして、フワフワと生きている感覚。
依存?
この不安が消えて、迷いがなくなったとき、私は夫から自立したということになるのかな?